歯の裏の骨の出っ張りは骨隆起と呼ばれるものです。

みなさんのお口の中にもあるかもしれません。

 

概要

骨隆起とは、上あごの真ん中や下あご内側に出来る骨の出っ張りです。子供の頃には見られず、大人になって少しずつ出来てきます。歯科医院で指摘を受けてから気づく事が多いです。

原因

歯ぎしりをしたり、噛み締めたりする、噛み合わせの力の強い方に多く見られ、その力に反応して骨が出来てきます。

治療

骨隆起は悪性の病気ではありません。そのため、自覚症状がない場合には特別な治療は行わずに経過観察となります。しかし一度出来てしまったものがなくなることはないため、入れ歯の邪魔になったり、食べ物が当たって口内炎を繰り返すなどの症状があるような場合には、骨の隆起部を手術により摘出します。

気になることがあったらお尋ねください。